かぼちゃ「恋するマロン」
大野さん
阿波市のJA夢市場で大人気のかぼちゃ「恋するマロン」
阿波市のJA夢市場で大人気のかぼちゃ「恋するマロン」を生産している大野さんにお話を伺いました。
かぼちゃの品種名「恋するマロン」は、栗のようなホクホク感と甘みが楽しめる珍しいかぼちゃです。
調理する際に滲み出てくる露自体がとても甘く、糖度が16度以上になることもあります。スライスしてオーブンレンジやトースターで加熱するだけでとてもおいしく食べられますし、食パンや蒸しパンなどに角切りで混ぜて焼いてもおいしいです。
「恋するマロン」の栽培
数年前に初めて業者さんから種を導入。周りに作っている人はいなかったので手探りで作り始めたところ、収穫できたそのかぼちゃのなんともいえない美味しさに感動し、本格的に作り始めることにしました。
通常のかぼちゃは一株から何個も収穫できますが、恋するマロンは原則、一株から一玉しか取れないので、その分糖度が高く、おいしさが凝縮しているのが特徴です。
あまり早く収穫すると糖度があがらず、長く置くと糖度は上がるが2番果が成りにくくなるため、収穫時期の見極めが大切です。
有機・減農薬での栽培を心掛けていますが、疫病などの病害対策は大変難しく、連作を避けて常に新しい畑で栽培するなどの工夫を重ねています。
収量が少ない分値段を上げなくてはならないのですが、あまり上げすぎると手の届かない価格になってしまいますので、なるべくカット中心での産直での販売としています。
収量だけで見ると栽培がとても難しい品種ですが、産直市の夢市場で待ってくれている人がいる限り、これからも良いものを作っていきたいと思います。
産直市「JA夢市場」でお買い求めいただけます。
恋するマロン以外にはスイカの栽培も行っています。ハウススイカは春から6月頃まで夢市場に出荷しており、好評をいただいています。夏は路地物のスイカも作って出荷しています。
産直市「JA夢市場」で、恋するマロンやスイカを見かけましたらぜひご賞味ください。