阿波市産小麦「チクゴイズミ」

小麦

新居 進さん

就農と、地場産小麦生産プロジェクトへの参加

阿波市で小麦を栽培されている、新居 進(にい すすむ)さんにお話を伺いました。

兼業農家だった親からの畑を譲り受け、会社勤めを引退後に就農しました。
小麦栽培を始めたのは4年前、阿波市観光協会の地場産小麦生産プロジェクトに参加したのが始まりです。代々受け継いでいる畑の一部を有効活用し、阿波市の特産品を作るプロジェクトに協力出来ればと思い参加しました。

小麦栽培

幼少期に両親が小麦を作っていた時期がありましたが、それほど長期間作っていたわけではなく、どういうふうにできるのかもあまり覚えていませんでした。
開始当初の営農指導などもなく、御所小学校の種蒔きを見学し、チクゴイズミという麦の種を観光協会から購入し、畑に蒔くところから始めました。

初年度は種まきからのスタートで基肥えをやっていなかったため、麦の生育状況に応じて適期に適量の穂肥えを行ったり全体のバランスを見て栽培を行いました。
翌年からは栽培管理暦などの資料を参考にしました。秋から土づくりにかかり、11月に幡種(全面全層播)を行い、麦ふみや雑草防除を経て、5月の収穫を目指します。最も大変なのは雑草防除。除草剤は使わず手で除草しており、収穫時にはカラスノエンドウが混ざらないよう特に注意しています。

5月末の麦が実る時期を「麦秋」と呼びますが、新緑の中で金色に実る麦はとても美しいものです。

収穫した麦は脱穀を行った後、業者に依頼して乾燥・調整・袋詰めをし、検査と保管を行っている業者に納品するところまでが私の仕事です。
その後は観光協会さんと地元業者さんによって製粉と製品化が行われています。阿波小麦を使ったイベント「阿波小麦フェア」などが行われたり、特産品が販売されることもありますので、見かけた際はぜひお買い求めいただき、阿波市産小麦の風味をお楽しみください。